担当:総務部
一月は、新年を祝う挨拶から始まります。松の内が明けると寒さを気遣う挨拶に移り、小寒(1月5日ごろ)からは寒中、大寒(1月20日ごろ)のころは一年でいちばん寒い時期の言葉を選びます。
睦月(むつき)は、一月の古い呼び名です。正月に親しい人々が集い、睦み合う月であることからといわれます。
本ページは、当社『ビジネス文書用語集』の「時候の挨拶」の章から、1月の分をウェブ版として公開したものです。
1月上旬・中旬・下旬の時候の挨拶
漢語調(〜の候)の書き出しを、使える時期で分けました。2027年の二十四節気の日付によります。
| 1月上旬1日〜10日 | 1月中旬11日〜20日 | 1月下旬21日〜31日 |
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1月の書き出し(時候の挨拶)
前後の月から1月にかかる文例も含めて、使い始める時期の順に並べています。時期は目安です。季節の進み方は、地域や年によって前後します。
漢語調改まった手紙に。「〜の候、」と続けます
- 新春の候 しんしゅんのこう We hope the new year has begun well for you.
- 初春の候 しょしゅんのこう As the new year begins, we hope this letter finds you well.
- 小寒の候 しょうかんのこう Now that the coldest weeks of the year have begun, we hope you are keeping well.
- 厳寒の候 げんかんのこう We hope you are keeping well in this severe cold.
- 大寒の候 だいかんのこう In the depth of winter, we hope this letter finds you well.
- 晩冬の候 ばんとうのこう As winter draws toward its end, we hope this letter finds you well.
口語調やわらかな手紙に
- 穏やかな新春をお迎えのことと存じます。 I trust you have had a peaceful start to the new year.
- 新しい年を迎え、気持ちも新たにお過ごしのことと存じます。 I trust the new year has brought you a fresh start.
- 寒の入りを迎え、寒さがひときわ身にしみるころとなりました。 The cold season has begun, and the chill is felt more keenly every day.
- 寒さ厳しい日が続いておりますが、 Although the bitter cold continues,
- 松の内も明け、寒さもいよいよ本格的になってまいりました。 The New Year holidays are behind us, and winter has set in in earnest.
- 大寒を迎え、一年でいちばん寒い季節となりました。 We have reached the coldest time of the year.
1月の結びの挨拶
改まった結びビジネスの手紙に
- 新しい年が、皆様にとって実り多い一年となりますよう、お祈り申し上げます。 May the new year be a fruitful one for you all.
- 本年も変わらぬお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 We look forward to your continued support throughout the year.
- 厳寒の折、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。 We wish you all good health through the coldest weeks of winter.
やわらかな結び個人の手紙に
- 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。 I look forward to another year of your company.
- 風邪などひかれませんよう、どうぞお気をつけください。 Please take care not to catch a cold.
- 寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください。 Please take good care of yourself in this cold weather.
1月の手紙の例文(拝啓から敬具まで)
上の文例から、1月の中ごろにふさわしいものを選んで組み立てた例です。○の部分と本文を書き換えてお使いください。
ビジネスの手紙
○○年1月○日
株式会社○○
○○部 ○○○○様
株式会社○○
○○部 ○○○○
件名
拝啓 新春の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、(ここに本文をお書きください。)
本年も変わらぬお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
今後とも、ご一緒させていただけますと幸いです。
敬具
個人の手紙
拝啓 松の内も明け、寒さもいよいよ本格的になってまいりました。いかがお過ごしでしょうか。
(ここに本文をお書きください。)
風邪などひかれませんよう、どうぞお気をつけください。
今後とも、ご一緒させていただけますと幸いです。
敬具
○○年1月○日
○○○○
○○○○様
日付から時候の挨拶を探す
日付を選ぶと、その日にふさわしい時候の挨拶と結びの挨拶を表示し、上の一覧の該当する文例に印を付けます。手紙のひな形も、ここで組み立てられます。
書き出し(時候の挨拶)
漢語調改まった手紙に
口語調やわらかな手紙に
結びの挨拶
改まった結びビジネスの手紙に
やわらかな結び個人の手紙に
手紙のひな形
上の文例から選んで、拝啓から敬具までのひな形を組み立てます。本文と日付、宛名を書き換えてお使いください。
「この挨拶で手紙を書く」を押すと、選んだ挨拶と日付を入れて、便箋で手紙が開きます。縦書きの便箋に組んで、PDFで保存できます。
1月の二十四節気
2027年の日付です。節気の名前を用いた挨拶は、その節気の日から、次の節気の前日までお使いいただけます。
| 節気 | 日付 | 季節のようす | 挨拶 |
|---|---|---|---|
| 小寒しょうかんLesser Cold | 1月5日 | 寒の入り。寒さが厳しくなり始めるころ。寒中見舞いは、この日から立春の前日までに出します。 | 小寒の候 |
| 大寒だいかんGreater Cold | 1月20日 | 一年でいちばん寒さが厳しいころ。 | 大寒の候 |
※年賀状へのお返事が松の内(1月7日まで)を過ぎてしまったときは、寒中見舞いとしてお出しください。寒中見舞いは、立春の前日までお出しいただけます。(総務部)
※漢語調の「〜の候」は、「〜のみぎり」「〜の折」と言い換えることもできます。
※二十四節気の日付は、天文計算による目安です。国立天文台の暦要項と一日ずれる年があります。
